今日は

最近、当事務所に寄せられた

投資や事業の資金繰り、

暮らしのお金などの

お金の緊急事態案件について

皆さんと一緒に、考えていきたいと思います。

お金の緊急事態 その1

3月に入ってから、

にわかに

お金の緊急事態のご相談がじわじわと増え始めました。

COVID-19の経済への影響が顕在化しはじめた頃です。

すぐに資金繰りのご相談で

数件の特別融資の準備が始まりました。

資金繰りの風邪症状は

あっという間に悪化することが

多くあるので

それを知っている経営者の方々は

行動もすばやく

融資の申し込みも

この時点では

混雑状況になく、

スムーズに手続きすることができました。

そこから、約1ヶ月。

現在は

COVID-19関連の特別制度融資は

いくつか種類がありますが

いずれも申し込みが殺到している状況です。

当事務所では

連日、お客様の融資で

金融機関の方とお会いしておりますが

なかなかアポが取れないケースもでてきました。

個人事業も法人も

事業にとって、

資金繰りは血液循環と一緒。

生命線です。

「新型コロナ感染症の影響」が

今は顕著にでていなくとも

二次的な影響を早めに勘案して

事前に先手を打って

資金調達をしておかれるとよいでしょう。

COVID-19の関連の融資でなくとも

各自治体からあっせん融資を

受けることができます。

ご自身の事業所所在地の

市区町村のホームページで

ご確認ください。

制度融資等はこちらを。

事業のお金は、

とにかく、とにかく

早めの手当が肝心です。

お金の緊急事態 その2

金融資産についてのご相談も

増えております。

  • iDeCoやNISAの時価下落が心配だ。 銘柄変更をした方がよいか
  • 投資している株や債券の時価が大きく下落していてとても心配だ。 これからもっと下落するかもしれないから、今手放した方がよいか
  • この下落のタイミングでFX取引を勧められた。 投資しようかと思うのだけどどう思うか。
  • お金をどの銀行に預けておくのがよいのか (預けておいていいのか)

などなど。

いずれも

金融市場の相場や資金量が

関係してくるお話ですので

なかなかの無理難題なご相談案件なのですが

それぞれ、当事務所からのお答えを

お伝えさせていただいております。

もちろん、

これらのご相談内容への回答は、

ご質問者によって、

YESになったり、NOとなったりします。

なぜなら、

人それぞれ、

  • 投資のお金の量(割合)
  • 投資のお金の目的
  • 投資のお金の期間
  • 投資の経験度
  • その方のパーソナリティ

が異なるからです。

お金の損切りがあったとしても

お金以外のもので、リカバーできるケースが多くあります。

投資のお金のことで

毎日、命を擦り減らすようなことがあっては

本末転倒。

であるならば

別の方法で、安心安定を手に入れていきましょう。

投資のお金のことは長期的な視点で

とくに、いっときの相場感に左右されないのであれば、

今は少しの見直しでよいでしょう。

お金の緊急事態 その3

創業支援のご相談も増えております。

先週は

創業支援コンサルティングのお問い合わせが4件ありました。

正直、

COVID-19の状況が落ち着くまでのしばらくの間、

新規事業のご相談は減るだろう

と思っておりましたところ、

この状況だからこそ、敢えて創業の道を選びました、

と仰る方からの

お問い合わせが意外と多くあります。

COVID-19が大きく

生活経済基盤を揺るがす状況が

連続して発生していることも

影響しているのでしょう。

自分の経済基盤は自分で安定して作る。

COVID-19で商機のアイディアを得た。

そうして、

この機に以前から考えていた創業を実現される方もマイノリティではないようです。

本来でしたら毎回お会いして、進めていくところ、

この状況ですので、

オンラインに切り替えて、対応させていただいております。

私たちの既存の固定概念を

大きく打ち破っていくCOVID-19禍。

「禍転じて福となす」未来のために

我々の思考も大きく打ち破って

今すぐできること、考えていきたいものです。

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【お金さんと呼ぼうポリシー】

私は普段からお金を

「お金さん」と呼んでいます。

こう呼びかけることで、

まるで友達のように親近感を感じる。

「大事にしよう」という気持ちになる。

自分のもとに来てくれたお金さん。

そして自分の元から

旅立っていったお金さん。

不思議と、

どちらも大切な友達の行動として

「見守りたい」という感情が生まれる。

あなたも

「お金さん」と呼ぶ習慣

身につけてみませんか?